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フェルメール展の感想

和泉です。

フェルメール展の感想

渋谷でやっている「フェルメール展」

フェルメールの絵が3枚おそろって見れるなんてラッキーですね。

で、今回の展示会で感じた点を2つ。

一つ目は、フェルメールの明暗のつかいかたについて。

フェルメールの絵と同時代の作品を比較すると、
フェルメールの絵における光の使い方が違う。
フェルメールの方がずっと自然である。

明暗を強調のポイント・強調点として用いるのはよくあるが、
ナチュラルに明暗を表現するのは難しい。

その違いをこの展示会で感じてくれればいいと思う。


そして二つ目は、なぜオランダで人物画が流行ったか?

その背景には宗教が絡んでいるとのこと。
カソリックからプロテスタントに変わり、
信徒が聖書を直接読むようになった。そのために識字率が80%以上と高かったとのこと。
(日本の江戸時代と同じ感じでしょうか)

当時は、カソリックでは聖書は神父が持って説明するもの。
その為識字率は低く教会の画・ステンドグラス・彫刻などで聖書の一場面を描いたものを作成し
説明に用いる。
だからやたらと派手に見える。

しかし、プロテスタントは自分で聖書を読むから、オランダでは聖書に関する画の注文が少なくなった。
そのかわり風俗画を自宅に飾る人が増え、その中に自分の家族や自分自身の肖像画を描かせる人が増えたとのこと。
もちろん風景画も。

宗教と芸術にも意外な関係があるんですね。

以上です。

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以上です。

# by philo7777 | 2012-01-15 23:41

ロートレック展の感想

和泉です。

仕事が忙しく、しばらく投稿できませんでした。
この夏は、8時出社、退社時間は早くて20時。
ひと月の残業時間が40時間を軽くオーバーしてました。
体も、ちょっと壊しました。
最近やっと体が復活してきたので、またいろいろな展示を見に行くようになりました。

まずは、ロートレック展の感想です。

三菱一号館美術館の「ロートレック展」に行ってきました。

版画の色彩、最高の状態です。
フランスの「ロートレック美術館」の協力があるからできた展示内容です。

今まで見た中のロートレックの版画で今回の展覧会が最高の状態のモノがそろっています。
初期のデッサンは珍しいです。このような作品が残っていること自体珍しい。
また、制作中の版画での「試し刷り」も比較してみると楽しく見れます。
とにかく色が最高の状態で残っています。

でも、版画に描かれている女性。ちょっと皮肉な顔になっていますね。
本人の写真も飾ってあったりして、版画の顔を比較することもできて、
この人がどうしてこんな顔に?

ロートレックに描かれた女性で、おこった人も何人かいたとか。
女性の奥底にある「えたいの知れない何か」が見えていて、
それを描いてしまったのかも。


以上です。

# by philo7777 | 2011-11-26 23:32

読書感想文

和泉です。


自分の仕事に関係ない本もたまには読んでみようと
図書館で選んだ本。
細川布久子著「ソムリエという仕事」

これが意外と面白かった。

欧州で活躍する著名なソムリエの経歴をインタビューを交えて紹介している。
その中には日本人もいます。
この手の本では自慢話になりがちですが、この本の場合そのソムリエが今の立場を得るまでにどのような苦労をしてきたか、
彼らのプロ意識を教えてもらった。

ソムリエという資格も人気だが、あまり良いうわさは聞かない。
たぶん、プロ意識が感じさせられないからだろう。
プロ意識をどの様に持ち実行するか?
職種は違っても、この本を読んでみれば「仕事のプロとはどうあるべきか」ということの指針が得られると思う。


以上です。

# by PHILO7777 | 2011-07-18 11:19

「美花選」展の感想


和泉です。

渋谷bunkamuraで行われている『花の画家 ルドゥーテ「美花選」展」へ行ってきました。
人物がではなく、「花」そのものの絵の展覧会です。
花畑や花瓶に入っているものではなく、「花」を描いた絵の展覧会です。

全体として花の絵の歴史を抑えながらその描き方の変遷を見せてくれます。

最初に展示されたていた画はモノトーンですが、微細な描きこみが見事です。
中学校の時に見た花の図鑑にのっていた画によく似ています。
花の構造も分解して花弁・おしべ・めしべも細かく別パーツとして書き出されていました。
これは芸術というより科学的記録用ですね。

それがだんだん美術的になってきます。
ルドゥーテの作品は「美花選」も「バラ図譜」も、花の生態を見せるといより
美術の花の絵を描く練習用、カップや皿などの陶器の絵のモデルとしての役目もあったとか。
たしかに、花単体での描き方の勉強になります。
そして、画の利用目的の変化も感じる展示でした。


以上です。

# by PHILO7777 | 2011-07-04 23:03

「五百羅漢 幕末の絵師 」の感想

和泉です。

この絵、今までの日本画とは全く違く絵です。
描いた人は「狩野一信」。「狩野」という名前だったので「狩野派」と思ったが、
その派とは関係ない人でした。
そして、この絵は全部で100幅。
本来は、芝の増上寺に保管されているものを持ってきて展示したとのこと。

その絵は、今まで私の見てきた仏画とは大きく違いました。
豪華絢爛。
朱が明るい。朱と濃紺が多く、いろいろなところに使われています。
こんな画、見たことありません。
日本画でこんな躍動的な色彩の絵は見たことがありません。
それも仏教系の羅漢図。
見てて飽きませんでした。

一つ言わせてもらえれば、たぶん、羅漢一人ひとりに名前があるはず。
どの羅漢がそんな名前でどんな性格か?
そんな説明まであればよかったと思う。

幕末にこんな絵が描かれたのには驚きです。

以上です。

# by philo7777 | 2011-06-27 23:29

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